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「治さない治療家」って何?22年やってきて辿り着いた答え

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「治さない治療家」って何?22年やってきて辿り着いた答え

「治さない治療家」って何?22年やってきて辿り着いた答え

2026/07/102026/07/10

このタイトル、少し不思議に思いませんでしたか?

 

「治さない治療家」——聞いた瞬間、「え?じゃあ何をする人なの?」と首をかしげた方もいるかもしれません。こもりんもはじめから、この答えを持っていたわけじゃないんです。22年という時間をかけて、少しずつ、削るように辿り着いた言葉です。

 

この記事では、こもりんが「治さない治療家」という言葉にたどり着くまでの変化と、その背景にある体の見方・人との向き合い方を、できるだけ正直に書きます。整体師を目指している方にも、整体が初めての方にも、読んでもらえたら嬉しいです。

 

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「治してあげたい」が一番危なかった

 

整体師になりたてのころ、こもりんは正直「治してあげたい」という気持ちがものすごく強かったです。

 

目の前にしんどそうな人がいる。自分には技術がある。なんとかしてあげたい——それは決して悪い動機じゃないはずです。でも今振り返ると、この「治してあげたい」という気持ちが一番危うかったと感じています。

 

なぜか。

 

「治してあげたい」という前提には、「あなたは壊れていて、私が直す」という構図が隠れているからです。施術者が主役で、お客さんは受け身。そのスタンスでいると、施術者はどんどん「もっと強く、もっと深く、もっとすごい技を」という方向に引っ張られていきます。

 

こもりんもそうでした。「効いた!」と言ってもらいたくて、力を入れすぎたこともある。翌日もみ返しで苦しませてしまったこともある。そのたびに「もっと上手くなれば」と思っていたんですが、実は方向性そのものがズレていたんです。

 

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折り紙理論:体はもともと、整えるチカラを持っている

 

転機になった気づきは、意外とシンプルな観察から生まれました。

 

「しっかり施術しなかった日」に限って、「先生、すごく楽になりました!」と言われることがある——これ、施術者なら一度は経験するはずです。

 

最初はなんとなく流していたんですが、ある時ふと気づいたんです。「もしかして、体ってもともと整えるチカラを持っていて、こっちがやることはそのジャマをしないことだけなんじゃないか」と。

 

こもりんはこれを「折り紙理論」と呼んでいます。

 

折り紙を思い浮かべてみてください。変な折り方でぐちゃっとなったとしても、一度ていねいに広げて、もとの折り目に沿って力を抜くと、ちゃんとその形に戻ろうとしますよね。それを無理やりアイロンで伸ばしたり、力任せに引っ張ったりしたら、折り目はかえっておかしくなる。

 

体も同じなんです。

 

「体は、条件を揃えると自然に整う」——この一文に辿り着いてから、こもりんの施術は大きく変わりました。力を抜いた。急がなくなった。そして、「この人の体は何を必要としているか」を聞くことが、技術より大事だと本気で思えるようになったんです。

 

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「治す人」じゃなくて「伴走者」でいい

 

22年やってきて今感じているのは、整体師の役割って「伴走者」なんじゃないか、ということです。

 

マラソンのペースメーカーをイメージしてみてください。ペースメーカーは走者を「運ぶ」わけじゃない。ゴールまで一緒に走って、ペースを整える手助けをする。でも走るのは走者自身ですよね。

 

施術もそれと同じで、「体が自然に整えるチカラ」を引き出す環境を作ること、そのお手伝いをすることが、こもりんの仕事だと今は思っています。

 

実はこれ、こもりん自身の体験とも重なっています。

 

中学・高校と万年補欠で、体を動かすことが正直しんどかった時期があります。でも高3のとき、ある縁で10kmマラソンを走り切った経験が、人生を変えました。あのとき誰かに「走れるようにしてもらった」わけじゃない。環境と仲間と、ちょっとした勇気が揃ったことで、自分の中に眠っていたものが動きだしたんです。

 

体って、そういうものだとこもりんは思っています。誰かに「治してもらう」ものじゃなくて、「整う条件」が揃ったとき、自分の力で動き出す。

 

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「治さない」からこそ、できることがある

 

「治さないって言うけど、それって無責任じゃないの?」

 

そう感じた方もいるかもしれません。ごもっともです。

 

ただ、こもりんが言う「治さない」は「何もしない」という意味じゃないんです。むしろ逆で、体の声を聞くことに、より集中するということなんです。

 

痛みや不調って、体からのメッセージです。「ここが使われすぎてるよ」「この習慣がしんどいよ」という信号。それを「ないことにする」のが治療なのか、「ちゃんと受け取って、生活ごと整えていく」のが整体の本質なのか——こもりんは後者だと思っています。

 

だから施術の時間だけじゃなくて、日常の体の使い方、呼吸の仕方、眠り方まで一緒に考えます。「先生に行けば整う」ではなくて、「日常の中で体が整い続ける状態」を目指す。それがこもりん流の、「治さないけど、ちゃんと向き合う」スタンスです。

 

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まとめ:22年で辿り着いた、シンプルな答え

 

・体は「治してもらうもの」じゃなく、「条件が揃うと自然に整うもの」

・整体師の役割は「治す人」ではなく「整う環境をつくる伴走者」

・「治さない」からこそ、体の声と、その人の日常に、真剣に向き合える

 

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22年という時間は、こもりんにとって「答えを増やす旅」じゃなくて、「余分なものを削ぎ落とす旅」だったように思います。最終的に残ったのは、驚くくらいシンプルな言葉でした。

 

「体は、条件が揃うと勝手に整う。だから私は、その条件を一緒に考える人でいたい。」

 

この哲学に共感してくれる方と、もっと深く話したいと思っています。整体師を目指している方でも、家族の体を楽にしてあげたい方でも、「体ってどういうものなの?」という純粋な好奇心がある方でも、こもり整体スクールの扉はいつでも開いています。🌿

 

ぜひ一度、話しかけてみてください。

 

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